生きていくブログ

生きていくのに必死な人のつぶやき

イレギュラーで見えてくる本性

おはようございます。

 

私は自宅で仕事をするフリーランスです。お客さんは3年くらいのお付き合いがあるところと、まだ1年くらいのところなどさまざま。

 

今月初旬、体調が悪かったので、生まれて初めて納期を少し延ばして欲しいとお願いしたんです。

 

すると、各社対応が驚くほど違いました。

 

A社:御大事になさってください。こちらで責了とさせていただくのでご心配なさらず。またお仕事ができる状態になったらご連絡くださいね。お待ちしております。

 

B社:なしのつぶて

 

C社:大丈夫ですか?納期は多少余裕をもたせてあるのでまったく問題ございません。いつも良いものを納品していただき感謝しています。お大事に。

 

D社:全然大丈夫です!体調優先でお願いします。くれぐれも無理なさらずに!

 

どうでしょうか。

 

この4社だけでも、これだけ違うんです。

 

A社、C社、D社とは今後も良い関係を築いていけると確信しました。

 

B社に至っては、社内の担当者だけではなく、他の方にもご連絡したにもかかわらず、誰からも返信無し。こんなことってあるんでしょうか。

 

B社は誰もが知っている大きな企業です。

 

納期が遅れるような人には連絡しなくて良いと教育されているのでしょうか。体調不良はそんなに悪いことでしょうか。

 

B社では誰も体調不良にならないんでしょうね…。という嫌みのひとつも出てきます。

 

人に限らず、生き物はいつか死にます。

 

生きている間には体調不良に見舞われることだってある。突然意識をなくしてしまう、怖い病気だってあるじゃないですか。

 

それが納期間近である場合だってあるし、遅くなるという連絡すらできずに苦しんでいることもあるというのに。

 

こういうイレギュラーがあると、企業の体制というか、本性が見えてきますよね。

 

今回、体調不良になってPCの前に座ることもできず、苦しみながら連絡をしました。つらかったけど、こうして企業の本性が見えて良かったと、かえって思いました。

 

このままずっと納期を守って仕事を続けていると、本質が見えてこなかったかも知れない。

 

B社とのお仕事はこれで終わりになると思います。連絡をしても、もうお仕事は振ってくれないでしょう。

 

私は体調不良で1社、しかも大きな企業との取引が終了となりました。でも、しょうがないです。

 

反論もあるでしょう。

 

納期は絶対だ。どんなことがあっても、それが仕事なんだから納めるのが社会人だ。

 

それに対しては何も言いませんが、ただひとつ。

 

そういうあなたも、いつか死ぬんですよ。

 

納期間近の抱えていた仕事があるのに、突然倒れて救急車で運ばれて入院となるかもしれない。

突然大きな痛みに襲われて意識を失い、そのまま亡くなることもある。

 

そういうことはまれかもしれないけど、絶対無いとは言い切れないはず。

 

納期を守るのは社会人として当然です。ただ、どんなに努力してもできないこともあると知っておく方が良いと思います。

 

お仕事はひとつ無くなりましたが、B社の本質が知れて本当に良かった。私はこれから、お互いを大切に思い合える企業さまとお付き合いさせていただきます。